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タクシードライバーの研修

2018.09.14

タクシー

タクシー会社に入社となりましたら、独り立ち(初乗務・専任とも言います)までの期間

は研修期間ということになります。その間にタクシーの法令や機器操作、接客マナーから地理知識など広範囲に及ぶ知識や技術を身に着けていきます。またこの期間に、タクシードライバーとして必要な資格(2種免許の取得や地理試験)などの取得も含まれます。

 

・2種免許の取得

タクシードライバーになるためには、必ず普通自動車二種免許を取得していなければなりません。この免許がないと、そもそもタクシードライバーとして仕事ができないので、取得をしていない場合は、まず取得のための準備に取り掛かります。普通自動車二種免許は、合宿と通学の違いはあるものの、長くても10日間ほどで実務の研修を終えることができるでしょう。その上で、学科試験を各地域の免許センターで受験をし、合格すれば免許を取得することができます。ただ免許の取得はいわば研修の前提のようなものなので、タクシー会社それぞれの研修は免許取得後に実施されるというのが通例です。

 

・地理を覚える

タクシードライバーは道を覚えていなければ務まりません。そのため地域によっては地理試験と呼ばれる特別なテストを受けて、合格しなければなりません。地理試験は難しい試験でもあり、研修では地理試験の内容について学んだり、合格するための勉強方法を習得したりします。タクシー会社によっては、難関の地理試験を一発で合格させるために独自に研修スタッフを配置するなどして、研修生の勉強をサポートしてくれます。

 

・座学の研修について

タクシー会社の研修には、社内と特別機関(タクシーセンターなど)において、座学と実技の二種類があります。座学研修においては、たとえば道路交通法の確認や事故防止に関する研修などが実施されます。タクシードライバーは、一般のドライバーとは違った法令が適用されることもあるので、そういった特別な法令に関する研修もしっかりと受ける必要があるのです。また、タクシードライバーもサービス業ですので、接客マナーや接遇などといったお客さま対応の研修を受けることが必要です。そのほかにも無線機器の取り扱いやメーター操作の説明を受けたり、最近ではタブレットなどのIT機器などを導入している会社も多く、今後、お客さまの決済方法も、より多くなっていく事が予想されるので覚えなければいけない事は、想像以上に多いでしょう。

 

・実務の研修について

自動車教習所で教官の指導のもと公道を走ったように、タクシー会社の研修では先輩の指導員の同乗のもと、実際に現場をタクシーで走って、業務の確認やお客さまへの対応などを学びます。こうした実務研修(同乗指導とも言います)を通して、実際に現場で走る道を覚えたり、料金の精算の仕方を学習したりするのです。また、タクシーでは無線を使って営業をすることもあるため、無線の使い方なども実務研修によって学んでいくことになるでしょう。それだけでなく、たとえばタクシーの日常点検であったり、終了時の洗車の仕方だったり、研修を通して教育を受けます。パンク時のタイヤ交換の仕方や非常無線の使い方なども実務研修における大切な内容の一つです。