タクシードライバーの仕事で1出勤の労働時間は、出庫準備、帰庫処理、車の洗車等含めると拘束時間は約20時間という長時間になります。翌日は、明け(休み)といっても、その翌日は、また勤務日となるのでしっかり体調を整える必要があります。最初は身体を慣らす事が大変に感じられるでしょう。

・収入が不安

タクシーの仕事は、基本的に歩合給のためサラリーマンと違い、月によって給与の額が一定ではありません。ですので、未経験の方は、3ヶ月～1年間くらいの給与最低補償のあるタクシー会社を選ぶ事をおすすめします。稼ぎ方を覚えるまでは大変ですが、仕事の流れやコツを掴めばある程度の安定した収入は誰でも得られるようになります。また月によっても稼げる月と難しい月があるので、計画的に貯金される事をおすすめします。

・健康管理が大切

タクシーは長時間に及ぶ運転業務のため目や腰などに負担がきます。

腰痛はひどくなる前に、日頃から腰のベルトや、運転中の姿勢を正しくすることで防止できます。乗務中もこまめに休憩をとりストレッチなどで軽く体をほぐすようにしましょう。タクシーは幸い、自分の好きなときに休憩が取れますし、会社には仮眠室もあります。

休む時はしっかり休んで身体のケアをすることが大切です。また、あまり歩かない仕事なので、休日には軽い運動を心がけましょう。

・交通事故や違反

タクシードライバーは免許が必須の職業なので、命の次に大事と言われています。事故・違反を起こさないことが長く続けていく上で非常に重要になってきます。

タクシードライバーに限ったことではないのですが、事故というのはほとんどが本人の過失、不注意によるものです。スピードを出しすぎないことや交通ルールを守り安全運転を心がけて運転することができるかできないかで、大きく変わります。

軽微な違反でも、タクシーの業務では1日300ｋｍ以上の走行になるので、自家用車とは比べ物にならないくらい、すぐに点数が消えてしまい30日、60日と免許停止になってしまいます。

そうすると、乗務できず収入がなくなり仕事を続けることも難しく、退職せざるを得なくなってしまいますので、これからタクシードライバーに転職を考えられている方は事故・違反は十分に気を付けましょう。

また、不思議なことに事故を起こさない方は、何十年以上も、無事故・無違反の上、常に営業収入も安定されている方が多い様です。しっかりと心構えを持ってプロのタクシードライバーを目指してください。