バスの運転手といってもその仕事は行うサービス内容により「路線バスドライバー」「観光バスドライバー」「高速・夜行バスドライバー」「送迎バスドライバー」等、細分化されます。それぞれの業務内容により重視される事は異なりますが、まず一番大切なのは、

健康や体調の維持管理ができる人

業務内容は多岐に渡りますが、基本的にはお客様を乗せてバスを運転することで報酬を得る仕事です。運転中に体調が悪くなることが度々あったり、集中力を欠いて事故を起こしたりしたら、お客様に迷惑をお掛けするのは言うまでもありません。また仕事自体もどうしても（お客さまの都合にあわせて運行することが多くかつ道路状況は常に変化しますので）不規則になりがちです。日々自分の体調などをチェックし、自分で自分の生活を規則正しくコントロールすることができることが大切となります。

まめに情報を収集したり、時間などに正確な人

道路の状況は常に変化しますが、基本的にはバスの運行は予定通りに行われることが重要となります。すなわち常に時間を気にしながらの運転になります。また業務内容によっては、道路状況により運航ルートを変えるなどの判断も必要になると思われます。あらかじめ運行ルートの渋滞状況や天候を調べておいたり、過去の経験値から回避ルートなども頭に入れておくなど、事前の準備と、その場での判断が必要となる場面に多く遭遇することとなります。

挨拶などを気持ちよくできる人

ではバスドライバーは正確に適切な運転ができればいいか、というとそれだけではまだ足りません。運転という技術が必要なことに加えて、バスドライバーはあくまでもお客様をお乗せする「サービス業」であるため、お客様に快適にお乗り頂く事が重要になってきます。すべてのお客様に気持ちのいい挨拶をすることはもちろん、お客様はお子様であったり、お年寄りであったり、はたまた（旅を楽しみにしている）旅行客であったりします。状況に応じてサービス業として、お客様に合わせた対応が求められることになります。